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 2020/12/10

 12. 楽曲とディレクトリ内のファイル

    1つの楽曲で1つのディレクトリを利用します。
    ディレクトリ名は曲名に関連した覚えやすい名前を付けることをお勧めします。

  12.1 ファイル名
    ファイル名を曲名の省略文字にすると出来上がったMIDIファイル名が
    「曲名.mid 」となりわかりやすくなります。
    単にシリアルNOでもかまいませんが文字数は3、4文字で作ることをお勧めします。
    例、
      ファイル名 abc
      演奏ファイル abc.mid  abc.mex

  12.2 ファイル名の規則
    ファイル名はできるだけ3文字か4文字で曲名に関連した名前をつけます。
    短いファイル名を楽曲名として使うと楽曲作成で操作性が良くなります。

  12.3 ファイル名と関連付けされたファイル構成
    ファイル名は楽曲を構成する複数ファイルの先頭文字になります。
    複数のファイルは、ディレクター・ファイル、コンダクター・ファイル、
    パート・ファイル、楽器ファイル、コード進行ファイル、メモ帳等、
    その他コンパイラの中間コード、実行ファイルに使われます。

    例、 ファイル名 abc
     ディレクター・ファイル abc.meg
     コンダクター・ファイル abc_000.meg 、、abc_x00.html x::0-F
     パート・ファイル abc_xyy.meg 、、複数
     [meb] コマンドの中間ファイル abc.bak abc_000.bac abc_xyy.meg
     コンパイラ出力  abc_000.A abc_xyy.mec
     Web表示用    abc.html abc_000.html abc_xyy.html
     リンク出力(SMFファイル)  abc.mid
     ノート用テキストデータ   abc.txt
     環境ファイル    abcrds.dat abccpj.dat abccpi.dat abc.dat
     mse作業ファイル abcmse-pid.html
      (pidはプロセスIDでメイン画面の[Begin]ボタン実行毎に生成されます。)
     リンク出力(MEXファイル)  abc.mex (マルチポートMIDI出力)

   12.3.1 ディレクター・ファイル
     ファイル名.meg になります。
     例、ファイル名を abc とした場合ディレクター・ファイルは abc.meg になります。

    

   12.3.2 コンダクター・ファイル
     ファイル名+シーケンス番号00.meg になります。
     例、ファイル名を abc シケンス番号を 0 とした場合コンダクター・パート・ファイルは
       abc_000.meg になります。

    

   12.3.3 パートファイル
     ファイル名+シーケンス番号+トラック番号.meg になります。
     例、ファイル名を abc シーケンス番号を 0 、トラック番号を 11 とした場合
       パート・ファイルは abc_011.meg になります。

    

   12.3.4 メモ・ファイル
     ファイル名を abc とした場合 abcnb.txt になります。

    

   12.3.5 環境ファイル
     ファイル名を abc とした場合以下のファイルになります。
     音楽記号ファイル abcrdf.dat
     メジャーコード・ファイル abccpj.dat
     マイナーコード・ファイル abccpi.dat
     楽器設定ファイル abc.dat

   

   12.3.6 バックアップ・ファイル
     ここでは、コマンド実行により出力されるバックアップファイルの説明になります。
     ファイル名を abc とした場合、[meb] コマンドボタンを実行すると fn.meg -> fn.meb
     fn_xyy.meg -> fn_xyy.meb のバックアップファイルが作成されます。

   

   

     元に戻すのは[rev/xyy] ボタンを実行すると fn.meb -> fn.meg 、
     fn_xyy.meb -> fn_xyy.meg のコピーが実行されます。

   

     [clr] コマンドで .meb ファイルは消去されます。

   

     注、bak コマンドによるバックアップはbak ディレクトリを作成しディレクトリ内のファイル名
     に関連する全てのファイルをコピーします。
     
   12.3.7 MIDファイル
     ファイル名を abc とした場合 abc.mid になります。
     メイン画面で [make] コマンドを実行すると .mid 実行ファイルへのリンクが作成されます。

   

     MSE画面にて [mse/xyy] [make] コマンドで作成されるMIDI ファイルは
     パートファイル名+MSE実行番号-プロセス番号.mid になります。

    


   12.3.8 HTMLファイル
     サブウインドウ用のファイルとして作成されます。
     ファイル名を abc とすると以下のファイルができます。
      ソースファイル表示用
       パートファイル abc_xyy.html
       MSE画面利用ファイル abcmse-番号.html  abc_xyy_mai.html
      環境ファイル表示用
       音楽記号ファイル abcrdf.html
       メジャーコード・ファイル abccpj.html
       マイナーコード・ファイル abccpi.html
       楽器設定ファイル abc.html

   

  12.4 不要ファイルの削除
    ・不要ファイルの種類
      [meb] [mec] [mlk] コマンドを使っていくと一時的なファイルが作られます。
      これらの不要になったファイルの消去をする方法が2つあります。
      消去をおこなうとディレクトリがすっきりしますので適時おこなってください。

    (1) clr コマンド (k-clrcm)
      Command:「   」 入力で clr を実行します。

   

    (2) Fin ボタンによる作業終了 (k-finbtn)
      作業がおわりましたら [Fin] ボタンを実行します。

   

     [fin] 実行は [clr] コマンドと同じく、不要なファイルが消去されます。

   
  12.5 ファイルのバックアップ
     Command:「   」 入力で bak を実行します。

   

  12.6 ファイルのリストア (k-fres)
     Command:「   」 入力で res を実行します。

   

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