2020.12.7
10. MIDIデータに関わること
10.1 ペダル (k-midipd)
ノート行、休符行の右端のP_Expカラムに以下の記号を上書きします。
@ ダンパーペダルON (Sustain pedal ON)
* ダンパーペダルOFF (Sustain pedal OFF)
+ ソフトペダルON (Soft pedal on)
- ソフトペダルOFF (Soft pedal off)
例、
10.2 フレージング(Phrasing)
コントロール・チェンジを利用して演奏の変化を行います。
注、音源によっては対応していない場合があります。
・音量の変化(ボリューム 0-127)
MIDIコントロール番号 7(チャンネル・ボリユーム)で音量の変化を与えます。
例、[p<f/;f>pp o/.] v
音量をp(ピアノ)から f (フォルテ)に _/ 4分音符の間変化させ、継続で
f (フォルテ) から pp (ピアニッシモ) に o/. 譜点2分音符の時間で変化の指定します。
入力は簡易に [p<f/;f>pp o/.] v を変化をさせるノート行の前に記入した後
[meb/xyy] ボタンを実行することで
[p<f _/ ;f>pp o/. ] Volume の行に補正されます。
実行結果
注、音量変化を行った後は元の値に戻してください。
例、cn:cdt の値 0: 0 -> 7: 064 等
または、以下の指定で音量を正しい位置に指定してください。
[ppp] [pp] [p] [mp] [m] [mf] [f] [ff] [fff] です。
例、[m]v -> [m] Volume
音量(Volume)の値、
ppp:20 pp:45 p:65 mp:80 m:88 mf:95 f:108 ff:118 fff:127
・Modurationの変化
例、 [ 30 < 40 /] mo -> [ 30 < 40 _/ ] Modulation
・音程の変化(ピッチベント 0-127) 中心の値 64
[64> 120//] p -> [64 <120 _/) ] Pitch_vend
・Expressionの変化
例、 [60 < 90 /] e -> [60 < 90 _/ ] Expression
・Control Change の変化
例、 [40<80 /h] c11 -> [40 < 80 o/ ] controller 11
注、上記を利用したコントロールチェンジは、データ量が多くなり演奏の遅延を考えると
多量にコントロール・チェンジを使うことは、お勧めできません。
10.3 ピッチベンド (k-midipv)
ノート行、休符行の p.v. カラムの位置に値を記入します。
10.4 モジュレーション(k-midimod)
ノート行、休符行の mod カラムの位置に値を記入します。
10.5 コントロール・データ(k-midicd)
ノート行、休符行の cn:cdt カラムの位置に値を記入します。
10.6 プログラム・チェンジ (k-midipgc)
ノート行、休符行の p.cg カラムの位置に値を記入します。
シンセの楽器設定が変わります。
楽曲途中での楽器変更はお勧めできません。
10.7 ノート行・トランスポーズ(k-miditp)
ノート行、休符行の tp カラムの位置に値を記入します。
音程は記入された値で移動します。
例、 +12 オクターブ高い音符、 -12 オクターブ低い音符