A!ppyo SMF-Ex

  R&D、ネットワーク接続の演奏装置
  下記は、残念ながら未完成で終了です。

                         2012.10.12
 1. 演奏装置のR&D]
  目標
  16ポートのフルチャンネルの同時出力で演奏の遅れが生じないこと。
  Ethernet接続によるリモート演奏が可能なこと。

 
2. ハードウエア開発
  案) PC,MAC OSX(Ether) -> ColdFire -> ARM x 3 = 12Port MIDI 出力
   ColdFireにはEthernetにて.mex演奏データを転送する。
   (*インターフェース、SilentSystemのSilentCを参照)
   ColdFireマイコンと複数のARM2388をSPIにて接続、
   SPIからの出力は同時に各ARMに転送し、
   演奏データのPort選択は各ARMマイコン側で行なう。
   (各ARMマイコンに選択すべきPort番号を割り当てておく。)
   演奏時間の制御はARMの割り込みタイマを使って演奏する。

   演奏コントロールにWindows、MAC OSXのドライバを作成する。
   (Send,Play,Stop,Pose,Rewindを可能にする。)

   現在、下記の演奏装置の開発を行っている。

   また、ルネサス製のマイコンでは豊富なインターフェイスが用意されているので複数のCPUを使わないで
   マルチポートのMIDI装置が開発可能と思われるので開発の候補に入れる計画をしている。

 3. 写真
  マイコン利用SMF_EX試作の写真 (未完成)

  6ポート出力は基板にCFマイコン、ARMマイコン2台
   6Port Out  ExP6-Psp ExP6-As ExP6-Pm

  12ポート出力は基板にCFマイコン、ARMマイコン4台
   12Port Out Exp12-Am ExP12-Pm Exp12-PL.

  型番のAはACアダプタ、Pは電源内蔵、s,m,Lは筐体の大きさになります。

4. その他(初号機)
  SMFではマルチポートの情報が含まれないため、A!音楽ソフトで出力される演奏ファイル.mexでは
  マルチポート情報を含んだデータを保存している。
  この演奏装置はNECのPCにイーサネットインターフェース、
  ローランド社のCバスMIDIインターフェースカード複数枚をインターフェイス社のI/O拡張ボックスに
  収納し、ホストのFreeBSDサーバとPC NFSでマウントを行なっている。
  サーバ側でコンパイルした結果の.mexファイルは、PC側でCopyをして実行を行なっている。
  現在のこの演奏環境は15のマルチポートMIDI演奏装置と、サブ用に9のマルチポートMIDI演奏装置を
  使っている。
  残念ながらこの装置のハードウエア機器は現在は製造されていないので
  世界にこの2セットしか存在しない。

 ・SMF_EXの演奏装置
   PC9801+Roland MIDI Interface+Interface拡張Box
   写真 SMF-ExA SMF-ExB

    

 ・面白グッズ MidiSwBox